トリソミー21(ダウン症) エゴールのサクセスストーリー


Egor1

エゴールはトリソミー21(ダウン症)の子どもとして生まれました。
この診断名を医師から伝えられるときは、子どもの将来にほとんど希望がないとも言われるものです。
しかしエゴールのご両親はわが子の潜在的な可能性を信じて、それを開花させるのに必要な機会をしっかりと与えようと固く決意しました。

ご両親は直ちに答えを探し始めました。

「親こそ最良の医師」の本を見つけたとき、エゴールはまだ生後4か月でした。
お母さんは言います。
「この本は希望を与えてくれました。
私たちは再び、将来は明るいと思えるようになりました。」
ご両親はこの本にあった発達プロファイルを参考に、エゴールの機能評価をおこない、すぐにプログラムを始めました。

 

5-months床の上で動く機会をたくさん与えました

一刻も無駄にするまいと、ご両親は家庭でしっかりとプログラムをおこないました。
腹ばいができるようになるためのプログラムをやりやすいように、家の中の環境をととのえました。
また、感覚刺激のプログラムが重要であると判断したご両親は、視覚、聴覚、触覚のプログラムもおこないました。
「赤ちゃんはいかに賢いか」の本も参考になりました。
この本に書いてあることにしたがって言語開発のプログラムもおこないました。
手の機能を発達させるにはなにをしたらよいかついても、本を参考にして働きかけをおこないました。

エゴールは同年齢の平均的な子どもよりも長い距離を走れます。

腹ばいを毎日何回も練習するようになってから1か月ほどすると、エゴールは腹ばいがとても上手になり、どこへでも腹ばいで移動できるようになりました。
生後10か月で、1日合計100メートルの腹ばいをしていました。
ご両親がモスクワまで行って「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」のコースを受講したのは、ちょうどこのころでした。
その後エゴールは、1日に400メートルも腹這いができるようになりました。
そして生後14か月で高ばいをし始め、それからは高ばい、高ばい、高ばいの日々となりました。
歩き始めたのは、家じゅうを高ばいで動き回り、1日に合計1キロ以上高ばいができるようになったころでした。
1歳5か月になるころには、独りで歩きまわっていました。
2歳半で走り始めました。
現在では、同年齢の平均的な子どもよりも長い距離を走ることができますし、ノンストップで700メートルは走れます。

理解力は年齢レベルか、それ以上です。

知性のプログラムも、出来る限りおこないました。
読みを教え始め、グレン・ドーマン著の「赤ちゃんに読みをどう教えるか」に書かれている「読むことの経路」を参考に、単語から始め、本を読むところまで進みました。
これまでにエゴールは手作りの本を350冊以上読み、優れた読む能力を身につけています。
ご両親はビッツカードもたくさん見せて、いろいろな分野の百科事典的知識を教えました。
エゴールの好きな画家はパブロ・ピカソです。
学ぶことが大好きで、ご両親がこれまでに見せたビッツカードは2500枚にはなるそうです。

20-months素敵な教材に囲まれて大満足

知的レベルがとても高いエゴールについてお母さんは言います。
「何でも理解しています。
知的な面では、年齢レベルか、それ以上のレベルだとも思います。」
エゴール自身、お母さん、お父さんが自分の知的な能力を大切にしてくれていることを理解しています。
そのことで、親子の絆がより強くなり、お互いに人として対等な関係になっているのです。
お母さんは言います。
「行動面でも、同年齢の子どもたちよりもずっとしっかりしています。」
最近になってエゴールは話し始めました。
ご両親は言語面をさらに発達させるための環境つくりに、毎日ちからを注いでいます。

知的レベルが高く、強く、健康で、いろいろなことができる少年です。
年齢的にはまだ小さいですが、ご両親のもとで最大限の努力をしています。
ご両親はエゴールが最高の人生を送れるように、毎日力を尽くしています。
エゴールの人生は始まったばかりですが、こんなに素晴らしいスタートを切ったエゴールとご両親は、この先ももっと素晴らしい人生を築いていくことでしょう。

 

Egor2明るくてハンサムなエゴール