第六のプログラム:評価とプログラムのための研究所訪問(EPV)


集中プログラムに入りたい方も、入るつもりのない方も対象になります

 

「評価とプログラムのための研究所訪問」は、ご両親がお子さんを連れて研究所を訪れ、機能評価を受け、個別のプログラムを受けることができるシステムです。その後家庭で、研究所が作ったプログラムをおこないますが、どれだけおこなうかは、ご両親が、お子さんと家族にとって一番よいと判断した分量にします。

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このプログラムの目的は、できるだけ多くの子どもたちが、運動面、知性面、社会面で成長できるようにすることです。「評価とプログラムのための研究所訪問」は、今後集中プログラムに入りたいと思っている方々と、集中プログラムに入るつもりはないけれど、研究所が作成するプログラムをおこないたいと思っている方々との、両方が対象となります。

 

資格

「評価とプログラムのための研究所訪問」を希望する場合は、少なくとも両親のどちらかが「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」のコースを修了して、人間開発士のイニシャル・ペアレント・レベルの証書を持っていることが条件です。両親のうち、コースを受けていないほうの方は、「親こそ最良の医師」を読み、プログラムの目的と考え方に、完全に同意していることが条件です。「評価とプログラムのための研究所訪問」は、両親ともに訪問することが必要です。

 

準備

「評価とプログラムのための研究所訪問」にあたっては、両親ともに、研究所の出版物のすべて、とくにグレン・ドーマン著の「親こそ最良の医師」をもう一度読んでください。また「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」のコースで配布された資料や、自分が書いたメモなどを復習してください。このように準備をしておくと、実際に研究所を訪れたときに、より多くを学ぶことができます。

 

内容

訪問は3日間の予定です。最初に、初回の発達ヒストリーを詳しくお聞きします。その後、お子さんの全面的な機能評価をおこないます。機能評価には、ご両親とともに脳の神経的な発達の評価をおこなうことと、子どもの「成長プロファイル」の作成が含まれます。また、子どもの脳の発達率の算出や、脳の障害のある部分に関する徹底的な機能診断も含まれます。

そのうえで、子どもの運動面、知性面、社会面、生理面の必要性をもとに作られたプログラムをお渡しします。障害の大きい分野に焦点を当てたプログラムを作成します。研究所が作成したプログラムを家庭でおこなうことができるのが、このシステムの特徴です。

それぞれのプログラムを、ご両親に詳しくお教えします。細かい点までしっかりと目を配り、ご両親が家庭でそのプログラムをおこなうにあたって、充分に理解し、不安なくおこなえるように、やり方についての技術的な面も、もれなくお教えします。ご両親は納得のいくまで質問をすることができます。差し上げるプログラムは、本格的な集中プログラムと同じですが、家に帰ってから、実際にどれだけおこなうかは、ご両親が判断して決定します。

この後、もう一度研究所に戻って、集中プログラムに入りたいと思った場合は、その候補家族となるために、受け取ったログラムを全面的におこなうことが求められます。プログラムを家庭で全面的に実行し、将来集中プログラムに入ることを目指す家族は、研究所としてその旨念頭に置いておきます。

 

 

日本の連絡先

人間能力開発研究 日本担当者  野口 光枝      電話 070-3536-1881

メール info_japan@iahp.org

 

もっと知りたい方は: