学習障害 ソフィアのサクセス・ストーリー


私が毎日こんなにつらい思いしているのに、他の子たちが何でも簡単にできてしまうのはなぜかしら。
学校に行き始めたとき、ソフィアはそう感じていたに違いありません。

なぜと思って当然でしょう。

世界中どこでも、子どもたちはわくわくしながら、待ちきれない思いで学校に通い始めます。
しかし、やがて期待どおりにならずいらいらしたり、不安を感じたり、怒りや恐怖さえ感じるようになっていく子どもがいます。
毎日うまくいかないことばかりだからです。
そして他の子どもにできることが、なぜ自分にはできないのかまったくわからないという最悪の状態になるのです。

 

同年齢の子どもたちと同じようにできることが、ソフィアにはひとつもありませんでした。

ソフィアが生まれたとき、ご両親はこの子が他の子どもたちのように発達しないかもしれないなどとは、想像もしませんでした。
しかしソフィアが2歳になったころ、ご両親はこの子が他の子どもたちよりも体が小さいことや、他の子と同じように走れないことに気が付きました。
身体の動きにもぎこちなさが目立ちました。
成長するにつれて、読んだり書いたりはできるようになりましたが、年齢相応のレベルではありませんでした。
見たいものに焦点を合わせることができない視覚の問題があったので、読むことには苦労しました。
書く内容も支離滅裂で、スペリングも間違いだらけでした。
話すときには、よくどもっていました。
聴覚も過敏で、大きな音を苦痛に感じていました。
同年齢の子どものように、しっかりと、長い距離を走ることができませんでした。

ご両親はフィラデルフィアの人間能力開発研究所で「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」コースを受講することにしました。
コース参加後、直ちに家庭でプログラムを始めました。
腹ばいと高ばいを毎日たくさんして、その距離を伸ばしていきました。

 

Sofia1家で運動プログラムを始めました

体調を整える栄養プログラムも始めました。
ソフィアの能力を年齢レベルまで引き上げようと、ご両親は素晴らしい読みのプログラムを作りました。

Sofia2お母さんはスペイン語と英語を教えました

初めて人間能力開発研究所を訪れる前に、ソフィアはすでに大きな成果を挙げていました。
スペイン語で読む時の、速さと理解力が向上しました。
書く能力も向上しました。
体力もかなりついて、一気に数百メートル走れるようになっていました。

Sofia3持久力がついて、立派なランナーになりました

運動プログラムとして毎日歩き、走り、さらにそのスピードと持久力を向上させていきました。
ブレキエーションを始めてから、手を使う機能、見るものに焦点を合わせる視覚の収束、書く能力が向上しました。
毎日何回もブレキエーションを往復して、すぐに独りでできるようになりました。

Sofia4熱心にブレキエーションをしています

理解力はすべての分野で年齢レベルかそれ以上になりました。

最近研究所を訪問したときに、ソフィアは素晴らしい進歩を見せていました。
英語とスペイン語の読む能力は年齢レベルを超えていて、理解度は90%です。
音に過敏に反応することもなくなりました。
理解力は、すべての分野で年齢レベルかそれ以上です。
腹ばい、高ばい、歩く、走ることも、今はすべて完全な交差パターンになりました。
かつて抱えていた手足を協調させることができない問題はなくなり、歩いたりしながらも1.6キロをノンストップで完走します。
吃音もほとんどなくなりました。
書く能力も大幅に向上し、同年齢の子どもと同じくらい上手にできるようになりました。

Sofia52か国語を書くことができます

あらゆることに興味をもち、能力を発揮しています。

何よりも嬉しいのは、ソフィアが心優しい、落ち着いた、ユーモアのある人物であることです。
強い意志をもって、何事にも頑張っています。
あらゆることに興味をもち、能力を発揮しています。
ヨガ、編み物、乗馬などを楽しんでいますが、何よりも読書が好きです。

Sofia6ヨガをしています
Sofia7ティンカーベルは鍵盤にやさしく触れています
Sofia8冬が近づいている ので、防寒用の編み物をしています
Sofia9仔馬にまたがって、新しい冒険に踏み出します
Sofia10読書と勉強がなによりの楽しみです

「この1年を振り返ると、期待をはるかに上回るものを手に入れました。」

プログラムを始めてから10か月のころに、お母さんは次のように言っています。

「この1年を振り返ると、またとない経験だったと感じます。
家族全員にとって人生の学びでしたし、特にソフィアにとってはそうでした。
最初のうちは特に大変でしたけれど、私たちの期待をはるかに上回るものを手に入れました。
集中プログラムを家庭でおこなったことは、私たちにとって何より重要なことでした。
スタッフの指導、機能評価、プログラムの修正は、私たちがこの成果を達成するのに欠かせないものでした。
娘の人生をこのように変えてくれた人間能力開発研究所には、永遠に感謝の言葉があるのみです。」

同年齢の子どもたちと同じように、学校に通うことができるようになりました。

ソフィアのご両親と人間能力開発研究所のスタッフは、ソフィアが学校に入って、同年齢の子どもたちと一緒に過ごすことができるだけのレベルに達したと確信しています。
ソフィアが新しい能力を身につけて、学校でもきっと成功を収めることを、ご両親もスタッフも期待しています。
来年ソフィアは自分で選んだ学校に入学します。
同年齢の子どもたちとともに過ごし、うまくやっていかれることがわかったら、ソフィアは1年後にもう一度人間能力開発研究所を訪れて、プログラムからの完全な卒業を手にすることになるでしょう。
その日をスタッフ一同、楽しみにしています。

Sofia11ソフィアと家族
担当のスタッフ、スペンサー・ドーマンと

全力を尽くしてきたソフィアとご家族を、私たちは誇りに思います。
素晴らしい成果を1年後に報告してくれることを楽しみにしています。