神話
エジプト神話の神
かつてハロウィーンは子どもたちだけのものでした。
しかし、いつまでも大人になりたくない、ベビーブームの時期に生まれた世代は、ハロウィーンを口実にパーティーを開き、仮装して、身体によくないジャンクフードを食べるのです。
世界のランドマーク
リンカーンの記憶
アメリカ全土の人たちがハロウィーンを楽しみます。
人間能力開発研究所インタナショナルスクールの子どもたちも同じです。
ただし、簡単にはいかないこともあります。
スクールの子どもたちは、さまざまな文化圏や宗教を背景にしています。
なかには、子どもがおばけ、鬼、悪魔などの扮装をすることに眉をひそめる宗教もあります。
それは当然のことです。
世界のランドマーク
マチュピチュ
食べものにも注意しなければいけません。
スクールの子どもたちは、砂糖や添加物を使ったものは食べませんから、ハロウィーンキャンディーというわけにはいきません。
では、どうするのでしょうか。
スクールでは毎年テーマを選びます。
神話、画家、シェイクスピア劇の登場人物、作曲家などのほか、「研究所のスタッフ」というスタッフには大受けのテーマもあります。
今年は世界のランドマーク(目印となる場所)と神話がテーマでした。
ちょっとやっかいなテーマですが、子どもたちは実に創造的で、興味深く仕上げました。
世界のランドマーク
ナイアガラの滝
昔ながらのハロウィーンの習わし通りに、仮装のコスチュームは親子で作るオリジナルです。
お母さんと子どもは自分たちで選んだ課題について調べ、友だちの前でおこなう短い発表の準備をします。
自分が扮する人や物に関する、ちょっとしたプレゼントをつくってお友達にあげる子どももいます。
そして当日、それぞれがクラスメートの前で発表をします。
素敵な時間です。
世界のランドマーク
ワシントンのモニュメント
ハロウィーンの通用の習慣どおり、「トリック・オア・トリート」のお菓子もあります。
子どもたちは、家庭で作ったスナックを小さな袋に入れて持ってきます。
子どもたちがもらうのは、みんなが食べられる、身体によい、おいしい食べ物です。
おばけも鬼も悪魔もいませんが、さびしくはありません。
毎年、新しいテーマと新しいアイディアへの扉が開かれるのです。
そして新しい世界についていろいろ学び、楽しい時間を過ごします。
なによりも素敵なことは、だれもが参加するということです。
神話
アテーナ