発達遅滞 アイッサのサクセス・ストーリー


アイッサのサクセス・ストーリー

小さいころアイッサはしょっちゅう熱をだし、気を失うこともよくありました。 2歳のときに初めて発作を起こし、その後、抗けいれん剤の投与が始まりました。 ひどい湿疹と喘息を繰り返し、そのための薬も投与され、抗生物質も何回も服用しました。 学校に入ってからはクラスについていけなくて、遅れは年々大きくなるばかりでした。

11歳になっても、読んだり書いたりには苦労していました。
すぐ気が散るし、指示にしたがえませんでした。
走るのは遅く、自転車にも乗れず、泳げませんでした。
何か言いたくてもうまく伝えられず、人なつこい性格なのに友人ができませんでした。

人間能力開発研究所のプログラムを20年前に息子におこなって成功したという知り合いから、研究所のことを聞いたのはこのころでした。

ご両親は「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」のコースを受講し、アイッサは研究所の集中プログラムを始めることになりました。

Developmental Delay Success Story

現在アイッサは薬を全く使っていませんし、3年以上もずっと病気をしていません。
5キロをノンストップで走り、体操や水泳も楽しんでいます。
フィクションでもノンフィクションでも、本を読むことが大好きで、年齢レベルの本を毎日読んでいます。
物語、詩、エッセイなどを書くことも好きで、現在は健康によいレシピの料理本を書いているところです。
学校に行っていなかった時にできなかった勉強を補って、高等学校入学ための準備中です。
美しい歌声の持ち主であるアイッサは、先日お父さんのバースデーパーティーで、200人もの招待客を前にして歌を披露しました。

中学過程を終えるための勉強を続けながら、健康的な食生活、毎日のランニング、さらに体操のプログラムを続けています。

Developmental Delay Success Story

研究所スタッフ一同、アイッサが来年プログラムから卒業するのを楽しみにしています。