自閉症 アレックスのサクセス・ストーリー


自閉症 アレックスのサクセス・ストーリー

 

アレックスは1歳6か月のときに自閉症と診断されました。2歳9か月のときに、お母さんは「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」のコースを受講し、家庭でプログラムを始めました。集中プログラムを開始したアレックスとご両親は、プログラムに打ち込んで、素晴らしい成果を出しました。

Alex Crying Alex Clapping

「アレックスは、とてもいい調子です。
私は、家でプログラムをおこなうために退職しました。
今人生で最も素晴らしい日々を過ごしています。
私がコースを受ける前、話せる言葉が一語だけだったアレックスは、今ではさまざまな色の名前や、アルファベットの文字を声に出して言うことができます。
してほしいことがあれば言葉で伝え、1から10まで数えることもできます。
反復行動や過敏だったこともなくなりました。
フィラデルフィアの研究所から帰ってきた12月以降、鼻水をたらすことや、感染症にかかることも全くなくなりました。
集中プログラムに入る前はすぐに病気にかかっていましたが、今はとても健康です。」

 

アレックスはとても賢く、読みの能力は優秀です。
優れた読みの能力を発揮しているアレックスのビデオをご覧ください。

 

グレン・ドーマン生誕95年となる8月26日、アレックスのお母さんから手紙が届きました。
人間能力開発研究所のプログラムをおこなってきたアレックスの進歩と、グレン・ドーマンの人生と業績が、アレックスと家族にとってどういう意味をもっていたのかについて書かれていました。

「この偉大な人物の一生を称えるのにいちばんよいのは、脳障害児がより良い人生をすごすチャンスを手にすることができたというたくさんの実例のひとつとして、アレックスの話を皆さんに知っていただくことだと思い、お手紙を差し上げます。
 
1歳6か月の息子が重度の自閉症と診断されたとき、私は自分の人生の全てが崩れ落ちていくように感じました。
息子に描いていたすべての夢が、突然消えていったのです。
夢も希望も失って、私は毎日泣いていたのを思い出します。
訊きたいことはたくさんあったのに、答えてくれる人はいませんでした。
あちこちの医師に診てもらいましたが、返ってくる言葉はいつも同じでした。
「お子さんは、話したり、走ったりできるようになるかもしれません。普通の生活を送れるようになるかもしれません。」

でも、息子に食べさせたり服を着せたりという単純な作業でさえ、私にとっては大変なことでした。

人間能力開発研究所の講堂で、グレン・ドーマンのレクチャーを聴いた日のことを思い出します。
心がとても穏やかになりました。
グレン・ドーマンは、息子の未知の人生を照らす何よりも明るい光でした。」

 

Alex Smiling

 

「息子を私の手に返してくれたグレン・ドーマンに、そしてグレン・ドーマンの探求を支えた人たちへの心からの感謝は、言葉では表現しきれません。
この素晴らしい人のおかげで、4歳になった息子は文章を使って話し、走り、三輪車に乗り、本を読み、感情を表現し、数は100まで数え、アメリカの州の名前が全部わかります。
出来るようになったことを数え上げたらきりがないくらいです。
グレン・ドーマンのおかげで、私は再び夢を見ることができました。

息子が成功を収めるという夢です。」

 

グレン・ドーマンの生誕を祝って、アレックスは自宅のキーボードで「ハッピー・バーズデー」を弾いてくれました。
人間能力開発研究所のスタッフ一同、アレックスとご両親が力を尽くして、献身的に取り組んだこと、そして素晴らしい成果を挙げたことに、お祝いを申し上げます。