人間能力開発研究所らしさとは?


私たちのところにやってくるお母さんやお父さんは、まず「ここは他とどう違うのですか?」と質問します。
人間能力開発研究所の特徴をどう説明したらよいでしょう。
今回は私たちが信じている4つのことについて書いてみましょう。
私たちはお母さん、お父さんを信じています

世界中、遠く離れた国からも、お母さん、お父さんが私たちのところにやってきます。
文化や習慣は異なっていても、いざ子どものこととなると、どの国かは関係ありません。
我が子のことを一番よく知っているのはお母さんであり、お父さんです。
我が子を一番愛しているのもそうです。
親は子どもにとってすばらしい存在であり、子どもも親にとってそうなのです。
親と子が一緒にいたなら、何かよいことが起こると私たちは信じています。
親子が一緒にいられた世界を取り戻すために、私たちはあらゆる手を尽くしたいと思っているのです。
それができたら、今起こっている問題をなくすことができると信じています。

誠実に、事実に基づいて、楽しく教えるならば、子どもたちはどんなことでも学べると、私たちは信じています 

人間は学ぶことが大好きです。
しかし学習能力と年齢は反比例します。
年齢が低ければ低いほど、学ぶことは簡単です。
小さな子どもたちは驚くべきスピードで、なんの苦も無く物事を学びとります。
なぜなら、学ぶことは高度な遊びだからです。
朝起きた瞬間から夜寝るまで、子どもは情報を求め続けます。
生まれて初めて「あれなに?」という二語文が口から出たら、その子は一日中お母さんに「あれなに?」と尋ね続けます。
2歳の子どもなら「つぎはなに?」「ママ、もう一度」「ママ、もっと」かも知れません。
3歳の子どもから一日中「なぜ?」の質問攻めにあうのは、皆さんも経験ずみではありませんか。

幼い子どもは、高度な「知的栄養」を吸収するに値する存在です

私たちは子どもに与える食べ物や栄養に細心の注意を払います。
食事は子どもの発達にとても重要なのです。
さらに、「知的栄養」与えることにも同じくらい気を遣い、意識しなければいけないのです。
知的な刺激に満ちた環境を得ることは、子どもが生まれつき持っている「権利」です。
限りなく育つ子どもの「知的食欲」と「好奇心」を満たすには、知的刺激は毎日増えていかなければいけません。
読むことを教え、分量と数学の言語について教えるべきなのです。
子どもを取り巻く世界についての百科事典的知識も与えるべきです。
知識は偶然に入ってくる情報から得ることが多いですが、子どもには偶然を待たずに、意図的に適切な知的栄養を与えたいのです。

子どもの大きな可能性を開花させることは、とてもよいことだと私たちは信じています

世間では優秀な子どもは協調性がなく、「自尊心」が強すぎると懸念します。
しかし実際には、親の愛情を受けて育ち、知的能力も、運動能力も優れた子どもには、「自尊心」ではなく「認める心」や「正しい判断力」が生まれるのです。
適切な刺激と機会を与えるための豊かな環境に置かれれば、幼い子どもはすぐに様々な能力を身につけていくでしょう。
能力が身につくにつれて、子どもは自信を持って、何でも楽しむようになるでしょう。
大人である私たちは、できることは自信を持って取り組めることを経験しています。
同じように、能力を身につければ、子どもたちも自信をもって、幸せな人生を歩んでいけることでしょう。子どもの能力を伸ばすためのプログラムについてはこちらをご覧ください。