21トリソミー(ダウン症)サラのサクセス・ストーリー


Success Story: Sara was born with Trisomy 21 and now she goes to school and continues to be above average.

サラが21トリソミー(ダウン症)であることは、生まれたその日に両親に告げられました。

この時から家族はサラのための解決策を探し始め、人間能力開発研究所にたどりついたのです。

サラが研究所の集中プログラムを卒業したあとに、プログラムをおこなった経験と、読む人に元気を与えてくれるような、サラについての報告がご家族からありました。

生まれてきた娘のために何ができるか、助けとなる様々な情報を探し始めました。
しかし、出会った医師の意見はそれぞれに異なっていて、どれも私たちの求める答えではなかったので、私たちは混乱するばかりでした。

日が経つにつれて、サラの発達が明らかに遅れてきました。
飲ませたり、食べさせたりすることさえ、たいへんなことでした。

友人が「親こそ最良の医師」の本をくれました。
読み終えたあと、「これこそ私たちが求めていたものだ。ここに答えがある」と思いました。
本を参考にして、すぐにプログラムを始めました。

フィラデルフィアにある人間能力開発研究所をサラと一緒に訪れたのは、サラが7か月になったときでした。
新しい人生の始まりでした。
この時サラは、自力では全く動けませんでした。
生まれて初めてサラが2フィート(約60cm)も腹ばいしたときは、言葉に表せないほどの感動の瞬間でした。
涙があふれました。
私たちは娘にとって正しいことをしていると確信したのです。

日を追うごとに、サラの発達は同年齢の子に追いついていきました。
私たちはサラを「苦労の種」ではなく「ひとりの子ども」としてみるようになっていました。
人間能力開発研究所を訪れるたびに、私たちの希望はふくらんでいきました。

Success Story: Sara was born with Trisomy 21 and now she goes to school and continues to be above average.

運動面では、腹ばいをし始め、高ばいに進み、そして歩き、さらに走るようになりました。
両親とサラのお姉さんたちは、与えられたすべてのゴールをサラが達成できるように気を配りました。

脳について、人間の可能性について、そして人間能力開発研究所が希望の場所であることを理解できたのは、サラのおかげです。

運動面の発達のために、私たちはトンネルを作ったり、ネコを使ったりして、愛情を注いで励ましました。
こうして9歳になったサラは、毎日5キロ走っています。
いっしょに走る母親もとても調子がよいです。

プログラムを始める前、サラはひどいより目でした。
それでも、2歳になるまでに、大きな文字で書いた単語や短文を読めるようになりました。

学校に入る前に、本を読めるようになっていました。

体操のプログラムが始まったのは4歳のときでした。
やがて年齢レベルを超えた能力を発揮して「体操の達人」になりました。

サラは、何をしても、そこには一味違った「幸せ」が加わる愛らしい少女でした。
サラのおかげで、私たち家族は並みの家族から並外れた家族へと変身を遂げました。

現在サラは学校に通っていて、勉強も、運動も、社会性も、ずっと年齢以上のレベルを保っています。Success Story: Sara was born with Trisomy 21 and now she goes to school and continues to be above average.