脳性まひ、発達遅滞、てんかん 診断名を乗り越えたデニス


 

デニスのやさしさと魅力は
家族がともに戦い日々勝利を収める原動力です

 

デニスは6カ月になっても独りで頭を持ち上げられず、体重が増えませんでした。
ご両親はデニスには生まれつき何か問題があるに違いないと気づきました。

生後11か月になると、大きな発作が始まりました。
複数の抗けいれん剤が処方されました。
息子を何とか助けようと、ご両親はさまざまな医師や療法士のところに連れて行きました。
その結果、脳性まひ重度の発達遅滞、てんかんという診断がくだされました。

 

 

発達は常に遅れていました

 

お母さんは言います。
「生後5年間は、理学療法やその他の治療を受けました。
発作を止めるために、5種類の薬を使いました。
でも特に効果はありませんでした。」

たまたま人間能力開発研究所のことを耳にした友人が、それをお母さんに話したのは、デニスが5歳のときでした。
お母さんはすぐに調べて、「あなたの脳障害児になにをしたらよいか」コースのことを知り、イタリア、ファウーリアでのコースに申し込みました。
デニスは5歳でしたが、ほとんどの機能は6か月児レベルでした。

コース修了後、ご両親は学んだことをもとにしてすぐにプログラムを開始しました。
6か月後、人間能力開発研究所のスタッフによる機能評価を受け、デニスのためにつくられたプログラムをおこなうことになりました。

ご両親は効果的な運動プログラムを教わりました。
デニスにはいはいをする機会をできるだけ与えるというものでした。

 

 

傾斜板を降りてきて
ゴールインしたら
「霊長類」について学びます

 

腹ばいに必要な交差パターンの感覚を身につけることと、触覚を安定して感じることを目指して、触覚刺激も始めました。
知性面のプログラムとしての読みのプログラムも始めました。
さらに、体力、睡眠の質を向上させて、健康で強い身体にするための、デニスに合わせた特別の栄養プログラムもおこないました。

傾斜板を降りることから始めて、その後平らな床の上での腹ばいができるようになりました。
発作は少なくなり、起きても前ほどひどい発作ではなくなりました。
体重が増え始め、体力もついてきました。
読むことが大好きで、ご両親は間もなく、デニスが独りで読めるようになったことに気付きました。

集中プログラムを家庭でおこなって1年6か月で、デニスは以前とは全く違う少年になりました。主治医の指示で使用していた抗けいれん剤5種類のうち、4種類をやめることに成功しました。

医師の協力のもとで、今後も薬剤除去を進めていくことになっています。
デニスは以前よりずっと体力が付き、現在は毎日50メートルの腹ばいをすることができます。
手を使う機能が大幅に向上し、デニスが以前より手を使えるようになってきたとご両親は報告しています。

 

 

 

学ぶことが大好き!
それはプログラムをするのに不可欠です

 

「栄養のプログラムのおかげで、便秘が解消し、食欲が出て、よく眠れるようになりました。
意識もはっきりしてきて、周囲で起こっていることも理解しています」とお母さんは言います。
デニスは知的にも賢いことがよくわかるとご両親は報告しています。
読みに続いて、数学百科事典的知識のプログラムが加わり、ビッツはすでに3000枚見ています。
分別があり、賢く、社交的です。
人生で成功を収めたいと、デニス自身願っています。

ご両親はデニスの将来をどう見ているのでしょうか。
「この上もなくすばらしい人生を送り、可能性を十分に発揮するでしょう。
人間能力開発研究所にこころから感謝します。」

 

 

 

読み聞かせは必要なくなりました
デニスは独りで本を読んでいます

 

デニスとご両親は毎日努力を続けています。
ここまで来るには長い道のりでした。
もちろんこれからも乗り越えねばならないことがあります。
高ばいをし、歩き、走れるようになるのです。
それでも知性面では優秀の域に達し、発達遅滞ではなくなりました。
以前に比べると発作はかなり軽減しました。
デニスとご両親の努力と決意は、すばらしいの一語につきます。
人間能力開発研究所スタッフ一同、これからもデニスがたくさんのヴィクトリーを獲得することを楽しみにしています。