グレン・ドーマン


GJDOffice43-222x300グレン・ドーマンは、人間能力開発研究所の創立者です。創立以来半世紀以上にわたって、世界各地から両親がここを訪れています。グレン・ドーマンと人間能力開発研究所は、脳障害児にかんする活動の先駆者として、また、健常児の早期発達に関する 活動で、その名を知られています。

50年以上にわたって、2万を超える家族と密に接してきたのに加え、グレン・ドーマンは、 「親こそ最良の医師」 をはじめ、親が自分の子どもに家庭で教える 方法を説いた「穏やかな革命シリーズ」と名付けられた一連の著書および教材をつうじて、何100万もの家族に大きな影響を与えています。

グレン・ドーマンは、世界で最も文明の進んだ都会から、世界の最も未開の場所まで、100か国を越える国々の子どもたちを対象として、ともに時間を過ごし、研究し、仕事をしてきました。

第二次世界大戦での傑出した勇気が認められてジョージ六世より、英国陸軍戦功十字章を受勲。戦闘における並外れた勇敢な行為によって、合衆国の殊勲十字章、武装した敵に対する勇敢さによって、シルバースター章、戦場における英雄的行為によりブロンズスター章を受勲しました。また、バルジ大作戦において、ルクセンブルグ公国に対する戦功を認められて、シャーロット大公妃からも勲章を授与されました。

戦功による叙勲と対照的なのは、1966年に、世界の子どもたちのための功績を認められてブラジル政府から、ブラジルの最高の勲章、南十字星勲爵士を授与されました。さらに、子どもに関する功績により、イタリア上院メダルなど、多くの国々の機関や団体からも、表彰されています。

仕事の中心をなしていたのは、重い脳障害のある子どもたちにかかわるものでした。「世界一素敵な両親と、世界一勇敢な子どもたち」と向き合い、人間能力開発研究所スタッフや両親に、脳障害児をよくするための、最良の方法を指導し続けました。

自分にとって最も価値のある財産は、わが子に教えることで発見できた喜びについて書かれた、お母さんたちからの手紙だと言っています。最近では、おばあちゃんからも手紙が届くようになりました。自分の子どもが小さかった時に、グレン・ドーマンの著書を使って教えたことの成果が、いまだに子どもの人生のなかに生きていることを伝える手紙です。