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新生児の発達について
生まれてきた赤ちゃんの人生最初の数か月は、その後すこやかに人生を送るための、非常に重要な時期であることを、お母さん、お父さんは知っています。学習は一生続くものですが、人生最初の1年間には、赤ちゃんの脳が一生のあいだずっと成長し続け、学び続ける機会を得るための世界に通じる特別の扉があるのです。この時期は、脳の発達の面から見て、人生を左右するほどの重要性をもっています。いまでは、赤ちゃんが早いうちに感覚系の刺激を受け、運動と言語表現の機会を与えられると、脳の成長、発達、技能などに、好ましい結果が見られることが認識されています。
わが子がどのように発達していくのかを理解したならば、その子が一生に出会う教師のなかで、親は最高の教師になれるのです。何よりも嬉しいのは、楽しくプログラムをおこなうことで、赤ちゃんとお母さんやお父さんとの距離が近くなり、学びと愛情という、生涯の絆で結ばれるようになることです。
新生児の時期は、学習と脳の成長が爆発的に始まる時期です。
母親の胎内にいる赤ちゃんの脳細胞は、生まれるまでに、何十億にも増えていきます。その脳細胞は、赤ちゃんが、見る、聞く、触って感じる、味や匂いを感じるなどができるようになるための、脳内のネットワークができるのを待っているのです。適切な働きかけも、運動、言語、手を使うなどの機能を高めます。
脳の発達と運動面の発達は、新生児にとって重要な意味をもちます。運動面の発達は、全体的な発達に影響を及ぼすからです。適切な環境のなかで、運動、言語、手を使うことなどのために、しかるべき機会を与えることはとても有効です。
脳は使うことで成長する。このことはお母さん、お父さんにぜひ知っておいていただきたいのです。誠実に、事実に基づいて、楽しく教えるならば、赤ちゃんは文字通り、どんなことでも学べます。
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豊かな刺激のある環境で育つ赤ちゃんの脳は、よりしっかりと発達します。
あなたの赤ちゃんにとって最良の環境をつくるには:
- 赤ちゃんの知性を尊重すること
- 赤ちゃんをしっかり見ること
- 脳に働きかける豊かな環境をつくること
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親の声
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「まさか」が現実となりました。「2歳になる息子は、3歳までに読めるようになる」と聞いたのが6か月前だったら、「まさか」と言っていたでしょう。娘がフルブライト奨学生になったのは、ここで得たことの成果であることを、人間能力開発研究所として自慢してください。ここで得られる知識は、あらゆる子供が秘めている可能性を最大限に花開かせる力を、親に与えます。 |
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あなたの赤ちゃんの人生最初の1年間を評価し、豊かにするための、基本的なプログラム
(グレン・ドーマン、ジャネット・ドーマンによる)
新生児のプログラムは、子供がもつ可能性を十分に花開かせるための「助走」を成功させるためのものです。生まれてきた赤ちゃんの脳の成長と発達の過程を、ご両親に理解していただくことが目的です。これが理解できたら、両親は、赤ちゃんの脳を、より速く、より豊かに成長、発達させるための環境を整えることができるようになります。「赤ちゃんはいかに賢いか」の本は、このプログラムの一部であり、生まれてきた子供のもつ力を十分に発達させ、育むのに必要な資料が含まれています。赤ちゃんが生まれてからの1年間を豊かなものにするために役立つ教材には、次のようなものがあります。
- 白黒市松ボードポスター 2枚
- 色付きの形を加えた市松ボードポスター 2枚
- 顔カード 5枚
- 輪郭カード 1枚
- ドッツカード 12枚
- 模様のある輪郭カード 19枚
- 果物カード 10枚
- 黒の文字カード 10枚
- 赤の文字カード 22枚
- チェックリストカード 17枚
- 書籍 「赤ちゃんはいかに賢いか」
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日本の連絡先
人間能力開発研究所 日本担当 野口 光枝 電話 070-3536-1881
メール info_japan@iahp.org
もっと知りたい方は: