ジャーマンの近況報告
ジャーマンが18歳になったとき、お母さんが近況を報告してくれました。
「ジャーマンは18歳になりました。
現在私たちはウィーンに住んでいます。
16歳のときには、成績優秀者として2年後にオックスフォードかケンブリッジのどちらかの大学に入学の申請ができると認められていたのですが、どうやらジャーマンはこちらの工科大学で機械工学を学ぶことにしているようです。
インタナショナル・バカロレアでも、物理学でa6の優れた成績を修めました。」
ジャーマンはこれからも優秀であり続けるに違いありません。
世界に足跡を残す日が来るでしょう。
ある意味ではすでに足跡を残しているとも言えます。
なぜならこれまでの短い年月の間に、多くの人から不可能と思われていたことを成し遂げたからです。
もちろん素晴らしい家族の助けあってのことですが、何よりもジャーマン自身の努力、決意、そして自らの将来のために立ち上がり戦った勇気によるところが大きいのです。
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